子連れ沖縄、「動かない」が正解だった。リザン シーパークホテル谷茶ベイで過ごす4日間
「せっかく沖縄に来たんだから」
この言葉が、家族旅行を台無しにする。
レンタカーで南北を走り回り、渋滞でイライラ。有名店の行列に並び、子どもがぐずる。映えスポットで写真を撮るころには、全員無言。
そんな「頑張りすぎた沖縄旅行」の経験、ありませんか?
今回紹介するのは、真逆の発想。リザン シーパークホテル谷茶ベイという「巨大な要塞」に籠城し、ひたすら海を見る旅です。
なぜリザンなのか
リザンは、沖縄本島のほぼ真ん中・恩納村にある大型リゾートホテル。正直、建物は「少し年季が入っている」。でも、それがいい。
このホテルの本当の価値は「ホテル自体が一つの街」であること。
コンビニ、レストラン、居酒屋、大浴場、屋内外のプール、ゲームコーナー、体験工房。全部、敷地内にある。部屋から出れば、目の前がビーチ。
つまり、一歩も外に出なくても、4日間を快適に過ごせる。
子連れ旅行で一番大事なのは「家族全員の機嫌が良い状態をキープすること」。リザンは、そのためにある。
▶リザン シーパークホテル谷茶ベイの空室をチェックする
この旅のルール
観光は1日だけ。あとはホテルで過ごす。
沖縄旅行の失敗の9割は「移動疲れ」。那覇から美ら海水族館まで約2時間。その往復で半日が消える。
リザンは沖縄の真ん中にあるから、北にも南にも行けるけど、あえて動かないのが正解。
「非日常」は観光地ではなく、ホテルのバルコニーと目の前の海にある。
4日間の過ごし方
1日目:移動と補給(期待値を上げない日)
午前〜昼 羽田発→那覇着
14:00 レンタカー配車完了(想定より必ず時間がかかる)
15:00 地元スーパーへ直行
サンエーやかねひでで、さんぴん茶、オリオンビール、子どものお菓子、翌朝の軽食を調達。コンビニじゃなくスーパーに行くのがポイント。沖縄の日常が見えて、物価も安い。
16:00 ホテルチェックイン
リザンは巨大。フロントから部屋まで歩くだけで一仕事。焦らず、のんびり。
17:00 ビーチ散歩
目の前の海で足だけ水につける。これで「沖縄に来た」というミッションは完了。
18:30 夕食
移動で疲れている。ホテルのレストランか、徒歩圏内の居酒屋で。
無理に有名店を目指さない。
2日目:唯一の「観光」(美ら海水族館)
08:00 出発
これより遅れると、渋滞と混雑が許容範囲を超える。
09:30 美ら海水族館(滞在は2時間以内)
全部見ようとしない。「黒潮の海」の大水槽だけ見れば十分。
オキちゃん劇場(イルカショー)は席が暑すぎるなら、遠目に見て撤退。
12:00 昼食(本部町エリア)
有名店は1時間待ち。Googleマップで評価3.8〜4.0くらいの、
並んでいない定食屋を探す。味の差より「待たない快適さ」が勝つ。
14:30 ホテル帰着
「もう帰るの?」と思うかもしれない。でも、これが正解。
15:30 プール三昧
子どもは結局、観光地よりプールが楽しい。大人はプールサイドで休憩。
大浴場で汗を流すのもいい。
夜 部屋でのんびり
スーパーで買ったもので済ませてもいい。体力を温存する。
3日目:リザンの真骨頂(何もしない日)
午前 朝寝坊、または静かなビーチ散歩
朝食バイキングは8:00〜9:00が激混み。
7:00に行くか、前日買ったパンで部屋食にするとストレスがない。
昼 ホテル内ランチ、または「おんなの駅」へ
車で10分。かき氷や天ぷらが美味しくて手軽。観光気分も味わえる。
午後 自由時間(昼寝推奨)
大人はバルコニーで海を見ながらビール。
子どもが元気なら「リザンアドベンチャー」(屋内遊具)やゲームコーナーへ。
少しレトロだけど、子どもには十分楽しい。
夕方 サンセットを見る
部屋のバルコニーから、またはレストランから。これ以上のエンタメはない。
4日目:撤収戦(渋滞との戦い)
10:00 チェックアウト
ロビーが混む。早めの精算を。
11:30 空港方面へ移動開始
北谷(アメリカンビレッジ)やウミカジテラスには寄らない。
駐車場探しで疲れ、飛行機への焦りが生まれる。
12:30 空港近くで昼食
A&Wか、空港内の食堂で。
14:00 レンタカー返却、空港着
お土産を見る時間をたっぷり取る。最後の満足度が上がる。
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あえてやらないこと
国際通りに行かない:
駐車場が高い、渋滞がひどい、どの店も似ている、人が多すぎる。
アメリカンビレッジで食事しない:
広すぎて店選びで揉める。
歩き回って疲れる。車窓から眺めるくらいで十分。
「海が見える絶景カフェ」に並ばない:
リザンの部屋から海は見える。
高いコーヒー代と待ち時間は、その景色に見合わない。
初日に首里城に行かない:
坂と階段が多く、フライト直後の体力を奪う。
無理すると後悔するポイント
朝食バイキングに8:30に行く:
長蛇の列。朝から家族の機嫌が悪くなる。
恩納村の北(名護)と南(那覇)を1日で往復する:
沖縄の道は混む。
運転手が疲労困憊し、車内の空気が悪くなる。
日焼け対策を怠る:
曇りでも焼ける。
初日に焼きすぎると、残り3日間、お風呂のたびに痛くて不機嫌になる。
余裕があれば(本当に余裕なときだけ)
ブセナ海中公園の海中展望塔 ホテルから車で20分。服を着たまま海の中が見られる。
所要時間が短く、満足度が高い。
ホテルの体験コーナー シーサーの色塗りなど。
涼しい場所で座って作業できるから、親の休憩にもなる。
トラブル時の立て直し方
子どもがぐずった
即、ホテルへ戻る。コンビニも大浴場もゲームセンターもある。
部屋でテレビを見せて、親は交代でマッサージへ。
雨が降った
美ら海水族館は激混みする。「イオンモール沖縄ライカム」へ逃げる。
巨大な水槽があり、買い物もでき、フードコートも充実。
食事が決まらない
ホテルのコンビニでおにぎりとカップ麺を買う。
「ホテルの部屋でカップ麺」は、子どもにとって意外と楽しいイベント。
この旅が向いている人
- 「せっかく高いお金を出したのに」と考えない人
- ホテルの部屋からの景色だけでビールが飲める人
- 子どもの笑顔=親の幸せ、と割り切れる人
この旅が向いていない人
- SNSで見た「映えスポット」を3つ以上回りたい人
- ガイドブックの有名店に行かないと損だと感じる人
帰ってきてから気づくこと
帰宅して数日後、ふと思い出す。
「あのホテルのベランダ、気持ちよかったな」
観光名所の記憶よりも、家族で海を見ながらのんびりした時間。
スーパーで買った謎の沖縄惣菜を食べた夜。「無理をしなかった」という安堵感。
そういう記憶が、じわじわと良い思い出として残る。
「次はもっとあそこに行こう」じゃなくて、
「次もまた、あのホテルでのんびりすればいいか」と思える。
それが、親にとって最もストレスのない、成功した家族旅行の形だと思う。
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